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関ヶ原、項羽と劉邦 [その他]

司馬遼太郎の”関ヶ原”、”項羽と劉邦”を去年末から並行して読んでいたが、
ついに読み終えてしまった。
両作品ともに想像以上におもろかった。

それにしても三成、項羽ともに惜しい人物だ。

歴史を振り返れば、秀吉没後の家康ほど憎たらしい男はいないのだが、やはり
三成は欠陥が多すぎるし、器が小さい。
三成以外に直接家康を糾弾する男がいなかったのが豊臣家にとって不幸だったと
いうことか。

項羽は下巻の途中まではほとんど無敗なのに、なぜ滅んでしまったのか?
逆に負けまくっていた劉邦がなぜ最終的に勝ってしまったのか、不思議で仕方ない。

ただ三成と項羽に一つ共通していて、劉邦に全く及ばなかったのが、人の意見に耳を
傾けなかったこと。
これはいろいろな意味で参考になる。

個人的に、劉邦は聖徳太子と並んで最も尊敬する歴史上の偉人だ。

それにしても、三国志は興味を失って久しいが、史記というか、始皇帝登場から
漢による統一までの流れはまだ知識が乏しいせいか調べれば調べるほど興味深い。


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